NTT ドコモは、スマートフォン/タブレット向け Web サイト「dマーケット」の新サービスとして、電子雑誌が定額制で読み放題になる「dマガジン」を6月20日に開始する。ドコモの端末だけでなく、他社のスマートフォンやタブレットでもさまざまな雑誌が月額400円(税抜)で読める。サービス開始時点で、男性/女性ファッションや経済/ビジネス、芸能/エンタメ、趣味/スポーツなど、14分野79誌が用意される。

ドコモ、月額400円で電子雑誌が読み放題になる「dマガジン」を開始、他社スマホでも利用可能
定額制の電子雑誌読み放題サービス「dマガジン」

dマガジンは、定額制で雑誌が何冊でも何度でも読めるサービス。iOS 6.1〜7.1 または Android 4.0〜4.4 を搭載するスマートフォン/タブレットであれば、ドコモに限らず他社の端末でも利用できる。1契約で最大5台の端末から利用可能なため、外出先ではスマートフォンで、自宅ではタブレットで読むという使い分けが行える。料金の支払いは、ドコモ回線利用者は同社のキャリア決済サービス「ドコモ ケータイ払い」を使い、それ以外はクレジットカード決済となる。

掲載雑誌の記事は雑誌の枠とは別に14ジャンルに分類されており、興味のあるジャンルを指定すれば複数の雑誌の記事を横断的に読んでいける。各記事は、最大100ページまでページ単位で保存しておけるので、気になる記事を後で読むために「クリッピング」できる。

画面例
画面例

購読可能な雑誌は、「AERA」「週刊朝日」「レタスクラブ」「東京ウォーカー」「FLASH」「WIRED」「週刊女性」「DIME」「AneCan」「Oggi」「Domani」「OZmagazine」「週刊東洋経済」「日経トレンディ」「日経ウーマン」「婦人画報」「PRESIDENT」「サンデー毎日」など多彩。

また、電子化が初めてという「LEON」「オレンジページ」「ダ・ヴィンチ」などや、この種の読み放題サービスで初提供という「日経PC21」「日経マネー」「Hanako」「エル・ジャポン」「Hot-Dog PRESS」「週刊アスキー」「趣味の文具箱」なども読める。

初の電子化
初の電子化

読み放題サービスで初提供
読み放題サービスで初提供

ただし、紙版とは記事や内容が異なったり、閲覧開始時期が紙版の発売日と一致しない雑誌がある。