NEC電通東京都交通局は、都営大江戸線の六本木駅ホーム上に設置されるデジタルサイネージ上での新たな広告事業を5月26日から開始する。「六本木ホームビジョン」と呼ばれ、新たな広告形態を提供する。

ジェスチャーで操作できるシステムや、音声センサーなどを活用したインタラクティブな広告の表現、個人のスマートフォンとデジタルサイネージの連携など、新たなコミュニケーション手法を模索する場所を提供する。コンテンツの配信基盤は、情報をクラウド上で配信する「情報コンテンツ配信クラウドサービス」を提供する NEC が、広告販売や広告配信の運用/管理、コンテンツ制作は電通が担当する。

NEC と電通、都営大江戸線の六本木駅ホームに、新たなデジタルサイネージ
都営大江戸線六本木駅ホームでの広告配信イメージ

5月26日より、都営大江戸線六本木駅の上下線ホーム上の柱12本の各2面の、計24面の65インチ縦型のデジタルサイネージ上で、広告が配信される。配信期間は月曜日スタートの7日間。ジャック販売掲出料金は180万円(税別)で、ロール販売掲出料金は40万円(税別)(15秒/3分ロール)だという。

NEC の「情報コンテンツ配信クラウドサービス」は、企業や自治体が、配信したい新商品の情報や交通情報、施設/観光に関する情報などを、クラウドサービスによって登録/保管/配信するもの。自社でシステムを構築することなく、手軽に情報を配信できるようになる。

「情報コンテンツ配信クラウドサービス」
「情報コンテンツ配信クラウドサービス」

NEC は今後5年間で同サービスを100社/団体へ提供したいとしている。