「イングレス」で健康になった血を捧げよう―ゲームしつつ献血する「Red Faction」再び開催
そこの君、なかなか健康そうだね。どうかなひとつ

あけましておめでとう。早速だが、拡張現実(AR)を使った陣取りゲーム「Ingress(イングレス)」を遊びながら献血ができる「Red Faction」が1月2日〜24日の期間開催予定だ。青でも緑でも参加できる。

イングレスは、緑色のシンボルカラーの「覚醒派」、青色の「抵抗派」に分かれて遊ぶ陣取りゲーム。スマートフォンに入れたARアプリケーションを頼りに現実の町や野を歩き、あるいは走り、時には泳いだりしながら、「ポータル」と呼ぶ目印にたどり着き、そこを陣営のものと宣言し、陣地を増やしていく。

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寒くてもポータルを目指せ

Google(グーグル)の技術者が開発し、今は独立してベンチャー「Niantic Lab(ナイアンティックラボ)」が運営している。単純なルールだが奥深い遊び方ができ、毎日スマートフォンやPCをいじるばかりで運動不足な人々が健康になるのに一役買って、多くのファンがいる。

さて、イングレスで遊ぶ各国の人々は健康になるだけでは飽き足らないとばかり、6月14日には世界献血者デーに合わせて集団献血をする「Red Faction」というイベントを考案。国内でも日本赤十字社の関東甲信越ブロック血液センターが協力して実現している。

再び12月に日本で開催するRed Factionも赤十字社と手を組んで、関東甲信越地域の全献血ルームを「ポータル」にし、それらを利用したさまざまなゲーム内の企画を行うそう。6月は受け入れ対象を献血ルームのみに限定していたが、今回は規模を拡大し、献血バスなどの移動献血会場も対象にするとか。