タブレットの代表、iPad。新モデルはみんな欲しいはず?
タブレットの代表、iPad。新モデルはみんな欲しいはず?

「iPad」のようなタブレットは、「iPhone」のようなスマートフォンより画面が広く、動画を見るにもゲームで遊ぶにも便利だ。ただし使っている人の満足度は高い一方、「今のところ買い替えるつもりはない」という層が6割に達している。GfK Japanが調査結果をまとめた。

この調査は2015年9月18〜28日、インターネット上で実施し、6,700人から回答を集めた。そのうちタブレットを使っている人は1,400人。


タブレットを使っている人に感想を尋ねたところ画面サイズには90%が満足していると答え、軽さも76%が満足、83%が「購入前の期待通りに使えている」と答えた。

買うだけ買って満足してあまり使っていないのではないか、と言えばそうでもなく利用頻度は「毎日」が51%、「週2〜3回程度」が17%、「週1回」が10%。大半がよく触っているようだ。

タブレット、買ったらよく使うんだな(出典:GfK Japan)
タブレット、買ったらよく使う(出典:GfK Japan)

ところが買い替え意向を見ると、「今後1年以内に買い替える」「買い増す」は合計15%。「今使っているタブレットが壊れたら検討する」すら27%。「今は検討していないが、いずれするかもしれない」が48%、「今後、購入は検討しない」が10%だ。

タブレットはスマートフォンに比べなかなか買い替えが進まず、いったん普及してしまうと新製品を作るメーカーは大変なのではないか、という心配は、iPadが普及し始めた当初からあり、よくニュースサイトも取り上げていた。それにしても壊れたら検討するというのでもなく、今のところは買い替えるつもりがない、と考える人が多いのはどうした訳だろうか。

おや、「壊れたら検討する」ですら27%らしい(出典:GfK Japan)
おや、「壊れたら検討する」ですら27%らしい(出典:GfK Japan)

とはいえ目下、タブレット市場は成長を続けている。GfK Japanの推計によると、2015年に個人が購入したタブレットは480万台となり、前の年より8%増える見通し。成長を牽引(けんいん)しているのは 携帯電話専門販売店だそうで、価格や通信費の割引キャンペーンが功を奏し、初めてタブレットを使う層を獲得している。

GfK Japanは初めてタブレットを使う層を取り込んでいくのはメーカーなどにとって大切だとする一方、買い替えなどで市場を拡大するには暮らしの中での「タブレットの使い方」を考え、紹介し、タブレットを生活の必需品にしていく工夫がいる、と分析している。