小児の予防接種スケジュールは過密かつ煩雑であり、同時接種の影響で誤接種のリスクが高まっている。2013年度(平成25年度)には、全国で4,596件の誤接種事故が発生した。

接種事故では、接種間隔間違いの他、診察室入室時の被接種者の順番の入れ替わり、接種内容の見落としによる接種ワクチンの間違いの割合も多い。


子供の予防接種事故を防ぐ「予防接種アシスト アッテルくん」
「予防接種アシスト アッテルくん」イメージ

「予防接種アシスト アッテルくん」は、診察室での接種内容間違えや患者の取り違えを防ぐ、ビーコンを利用した無線通信ハードウェアとアプリケーションを組み合わせたシステムだ。被接種者・医療機関の両方に、誤接種に対する注意を喚起し、確認時間の削減とミスの発生確率を減らすことが目的。予防接種受付予約システム「ちゅうしゃうっ太郎」運営会社などにより、開発された。

保護者あるいは患者に、受付時に、接種ワクチン名を記録したタグカードを配布し、診察室に入室した時に、タグカードに記録されたワクチン名称を近距離無線通信で読み取り、診察室のPCに接種内容の組み合わせを表示する。

現在、実用化に向けてベータ版モニター協力医療機関を募集中だ。