ヤマハと日本航空(以下、JAL)は、ヤマハが提供するアプリ「おもてなしガイド」の実証実験を JAL 国内線搭乗口にて実施する。実施期間は6月22日から9月30日まで。

外国人観光客も安心--館内放送の翻訳を表示するアプリの実証実験
ヤマハと JAL が空港で実証実験

「おもてなしガイド」は、日本語アナウンスの翻訳や文字情報を表示する iOS アプリ。実証実験では、JAL 係員が空港内で行うアナウンスの翻訳情報を提供し、ユーザーのニーズの把握やアプリの機能性の検証などを行う。同アプリが対応する言語数に制限はないが、今回の実証実験が対応するのは日本語、英語、中国語の3か国語。

さまざまな言語に対応できる
さまざまな言語に対応できる

ヤマハは、他の企業や自治体などと協力して「おもてなしガイド」を普及させる「Sound UD 化プロジェクト」を展開中。「音のユニバーサルデザイン化」を掲げ、交通機関や商業施設などで流れる音声情報を、外国人観光客や高齢者、聴覚障がい者などにわかりやすく伝えることを目指している。