騒々しい駅のホームでも音声で「Yahoo!乗換案内」を快適に利用できるようになった。

ヤフー(Yahoo! JAPAN)の音声認識エンジン「YJVOICE」(ワイジェイボイス)に、人工知能技術「ディープラーニング」が実装されたからだ。その結果、18の Yahoo! JAPAN スマートフォン/タブレットアプリ、ウィジェットで、音声認識機能が大幅に改善された。


今回の実装で特に改善されたのは、騒音下における認識精度。これまでは騒音などの影響を受け、一定の場面で誤認識していたが、そのうちの約3分の1で精度が改善された。例えば、駅ホームでの「Yahoo!乗換案内」、街頭での「音声検索」など、より快適に利用できるようになった。

駅でも聞こえる乗換案内アプリ―人工知能技術がヤフーアプリの音声認識を改善
「Yahoo!乗換案内」

「ワイジェイボイス」を搭載するスマートフォン/タブレットアプリ、ウィジェットは、以下の通り。

iOS/Android 用では、「Yahoo! JAPAN」「Yahoo!音声アシスト」「Yahoo!カーナビ」「Yahoo!地図」「Yahoo!乗換案内」の計10アプリ。

iOS 用では「音声検索」「GYAO! KIDS」「Yahoo!ショッピング」の計3アプリ。

Android 用では、「Yahoo!ブラウザー」「Yahoo! JAPANウィジェット」「Yahoo!検索ウィジェット」「Yahoo!ファイナンス」「Yahoo!あんしんねっと」の計3アプリ、2ウィジェット。

Yahoo! JAPAN のサービスで「ディープラーニング」を実装したのは「ワイジェイボイス」が初めて。「ワイジェイボイス」は Yahoo! JAPAN が自社開発した音声認識エンジンで、2013年8月から運用を開始した。「音声検索」サービスは2011年3月から開始している。

「ディープラーニング」は、脳神経細胞の働きを工学的にモデル化した手法。「ディープラーニング」では事例を学習させるために膨大なデータが必要だ。Yahoo! JAPAN では、「Yahoo!検索」や「音声検索」などで蓄積したビッグデータを生かし、2013年より研究を開始した。また、東京工業大学との共同研究なども進めている。

「ワイジェイボイス」のシステム
「ワイジェイボイス」のシステム