LINE は、同社の無料通話・メールアプリサービス「LINE」で、法人、個人を問わず月額無料で利用できる公開型アカウント「LINE@」の提供をグローバルで開始した。

これに伴い、LINE@ アカウントを取得したり、情報発信・管理ができる無料の専用アプリ「LINE@」も公開した。iPhone や Android に対応する。

LINE@の対応国は、中国を除く全世界。対応言語は日本語、英語、韓国語、中国語(簡体字・繁体字)、ベトナム語、トルコ語、ロシア語、ドイツ語、タイ語、フランス語、マレー語、インド語、スペイン語、ポルトガル語(ポルトガル・ブラジル)、イタリア語。

LINE はこれまで、法人・著名人向け「LINE 公式アカウント」を除き、家族や友人、同僚とのクローズドなコミュニケーション用途に限定されていた。またこれまで、日本や台湾では、飲食、アパレル、美容、宿泊施設などの実店舗を持つ法人やメディア、行政などを対象に、同名のビジネスアカウント LINE@ を提供してきた。

今回提供を開始する LINE@ は、実店舗を持たない法人や個人なども対象とするもの。店舗、施設、ブランド、メディア、EC 事業などが情報を発信したり、顧客・取引先との連絡に利用したり、サービス利用予約などのビジネスシーンでも利用できるようになる。また、ユーザーは活動ごとに違ったアカウントを作成、使用できるようになる。

法人も個人も無料の公開型アカウント LINE@、全世界で展開
シーンに分けて使える

アカウントは LINE@ アプリを通じて開設、利用できる。フォロワーへの一括送信、一対一でのトーク、ホーム/タイムラインへの情報発信などもできる。また、既存の LINE ユーザーは、LINE アプリで LINE@ アカウントユーザーを追加したり、そのアカウントからメッセージを受信できる。

「LINE@」専用アプリ
「LINE@」専用アプリ