春モデルの新機種を出したばかりの KDDI と沖縄セルラーだが、2月6日から、au 携帯電話を18か月以上利用したユーザーは携帯電話の機種変更の際に分割支払金残額が無料になる、「アップグレードプログラム」を開始する。これでユーザーは18か月ごとに最新機種に気軽に変更できるようになる、と同社では見ている。

ただし、機種を購入する際に、あらかじめ月額300円の「アップグレードプログラム」に加入しなければならず、機種変更後も「アップグレードプログラム」に継続加入することが条件。また機種変更前の機種は回収される。

分割支払金の残額を無料にできる19か月目から、分割支払いが終了する25か月目までに機種変更した場合、19か月目からのプログラム料金は返金される。

ユーザーが分割支払金の残額を無料にせずに機種変更した場合や、分割支払終了後の26か月以降に機種変更した場合は、プログラム料金は全額返金する。

また、小学生以下を対象にした「ジュニアスマートフォンプラン」には、「アップグレードプログラム」 (ジュニア)を無料特典として、1月下旬の「miraie」発売と同時に、先行して付与する。

ユーザーの多くは携帯電話端末を分割払いで購入しているが、分割払いの支払いが完了していないと、機種変更時に残額をまとめて支払わなければならない。「アップグレードプログラム」は、この分割払いの残額を免除するものだ。

しかし、端末が回収される点を考えると、機種変更をする時期は慎重に決めたほうがいいかもしれない。

機種変時に残額を免除する KDDI の「アップグレードプログラム」、お得感はどの程度?
「アップグレードプログラム」利用イメージ