東芝は、貼付け型ウェアラブル生体センサー「Silmee Bar type」の専用ソフトウェアライブラリの有償提供を、12月から国内で開始する。

東芝、貼付け型ウェアラブル生体センサー「Silmee Bar type」のソフトウェアライブラリを提供開始
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Silmee Bar type は、国内の大学/研究機関/企業向けに9月に販売を開始した防水小型のウェアラブル生体センサー。心電位/脈波/体動/皮膚温という生体情報を同時に連続計測でき、計測したデータを元に、心拍間隔/脈波間隔/体動量/姿勢を算出し、Bluetooth 通信を介してスマートフォンやタブレットに結果を表示する。

今回提供するソフトウェアライブラリは、Silmee Bar type の設定、通信などの制御を行うインターフェイス仕様の「制御・通信ライブラリ」(Silmee API)と、「自律神経・睡眠解析ライブラリ」(Sleep Analysis API)から構成される。

制御・通信ライブラリは、Silmee を使った独自のアプリを開発する場合に必要な、計測の開始/終了やデータ取得などができるインターフェイス仕様。これを用いることで、ソフトウェアベンダーなどのユーザーが生体情報を活用するための研究用ツールを独自に開発し、新しいヘルスケアサービスのシステムを構築できようになる。

自律神経・睡眠解析ライブラリは、心拍間隔や脈波間隔の変動から自律神経解析を行い、独自の手法で睡眠状態を3段階に判別し、眠りのリズムなどの算出ができるインターフェイス仕様。