台湾 ASUSTeK Computer(エイスース)の日本法人は、10.1型 Windows タブレットの新製品として、キーボードドックが付属し、ノート PC としても使える 「ASUS TransBook T100TAM」を11月上旬以降に販売開始する。ヘアライン加工を施した金属素材の天板が特徴。オープン価格だが店頭実勢は5万9,800円(税別)程度の見込み。11月1日から予約を申し込める。

ASUS、メタル天板の10.1型Windows タブレット「TransBook T100TAM」-- キーボード付属で、実売5万9,800円
ASUS TransBook T100TAM

金属素材の天板を採用し、デザインにめりはりを出したたけでなく、堅牢性も持たせた。重さは約 570g、キーボードドックは約 600g。バッテリ稼働時間はタブレット本体だけで使う場合、JEITA 2.0 基準で最長約9.6時間、キーボードドック接続時で同約7.2時間となっている。

ディスプレイは10.1型 WXGA(1,366×768ドット)解像度で、このサイズの製品としてはやや物足りないところ。カメラは前面に約126万画素のものを1基備えるのみ。

CPU は Intel Atom Z3775(1.46GHz)、メモリ容量は 2GB。ストレージはタブレット本体に容量 64GB の SSD、キーボードドックに同 500GB の HDD と充実している。OS は Windows 8.1 with Bing 32bit 版で、さらにオフィスアプリケーション「Microsoft Office Home and Business 2013」も付属する。

インターフェイスを見ると、タブレット本体には microHDMI 出力、microUSB(2.0)、microSDXCメモリーカードに対応したスロットが各1つ。キーボードドック側には USB 3.0 が1つ。無線 LAN(Wi-Fi)は IEEE 802.11 a/b/g/n に準拠し、Bluetooth Ver.4.0 にも対応する。

なお、ASUS では2015年1月18日までにこのタブレットを買った人を対象に、容量 64GB の microSDXC メモリーカードが当たるキャンペーンを実施する。同社の Web サイトから申し込みが可能。