野球場で、座席から iPhone などを使ってビールの売り子を呼べるアプリケーション「野球場 NAVI」が登場した。まずはオリックス・バファローズ本拠地の京セラドーム大阪球場で利用可能になる。通信機器開発のアプリックス IP ホールディングスなどが手掛けたもの。

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野球場で iPhone からビールの売り子を呼べる「野球場 NAVI」-- 京セラドームに導入
野球場 NAVI
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近距離無線通信規格 Bluetooth Low Energy に対応した小さな装置を球場の座席などに設置。これと iPhone や Android スマートフォンが連携することで、現在位置を高精度で特定し、場所に応じたサービスを受けられる。アプリから近くの売り子を検索し、飲みたいビールブランドを選んでボタンを押すと、プッシュ通知で売り子を席に呼び寄せ、注文ができる。

これに加え、球場内でレストラン、ファストフードショップ、土産物の売店、化粧室や授乳室への道案内も受けられる。

なお、今回の京セラドーム大阪球場を皮切りに、日本プロ野球の各球場で同様のサービスが始まる見通しだとか。

呼び出しはプッシュ通知によって売り子に届く
呼び出しはプッシュ通知によって売り子に届く