東芝は、フル充電から2週間連続動作するリストバンド型活動量計「WERAM1100」を8月20日に販売開始する。歩数などを測定するほか、睡眠時間なども自動で記録。スマートフォンに転送する。「Amazon.co.jp」と「Yahoo!ショッピング」で予約受け付けを開始している。

東芝、2週間充電要らずのスマートバンド、睡眠時間も自動で記録
WERAM1100

WERAM110 は、内蔵の加速度センサーを使って歩数、移動距離、消費カロリーなどを測定する。さらにユーザーが寝ているのか起きて活動しているのかを判定し、睡眠の時間やサイクルなども自動で記録する。記録した内容はすべて Bluetooth でスマートフォンへ転送し、専用アプリケーション上でグラフにまとめて確認できる。

これに加え同アプリに食事を写真付きで記録することも可能。摂取カロリーなども手動で簡単に入力できる。また歩数などユーザー自身が設定した目標を達成した際やアラームの設定時刻になると、振動して通知する機能もある。

すでにリストバンド型の活動量計はあまたあるが、東芝の新製品は半導体事業でつちかった信号処理技術を生かし、省電力性を高めたのが特徴。旅行先や出張先など外出先でも充電を気にせず使えるという。

重さは 27g で、IPX5/IPX7 相当の防水、防塵(ぼうじん)性能もある。なお、充電時は専用アタッチメントを使って USB とつなぐ。

本体カラーはブラック、ライトグレー、スモークピンク、ブルーグリーンの4種類。秋には交換用リストバンドの販売も始まる見通しで、より多様なカラーに変更できる。

また東芝は今後、こうしたウェアラブル機器とクラウドサービスを連携させ、ビッグデータを分析した結果をユーザーにフィードバックするサービスを始める予定。