月額980円(税別、以下同じ)から利用できる au スマートフォン向けデータ通信サービス「mineo」が、キャリアアグリゲーション(CA)技術や WiMAX 2+ への対応をあらためて認めた。下り最大 150Mbps での安定したインターネット接続などが可能だ。

月980円で au スマホが使える「mineo」、下り最大 150Mbps のキャリアアグリゲーションに公式対応
mineo は、AQUOS SERIE のセット販売を発表

mineo は、固定通信大手のケイ・オプティコムが、KDDI の携帯電話回線を借りて手掛ける MVNO(仮想移動体通信事業者)サービス。

その au はこのほど発売した夏モデルで、2つの周波数帯を同時に使って下り最大 150Mbps の高速通信を安定して行える CA 技術を他社に先駆けて導入した。また子会社の UQ コミュニケーションズが手掛ける下り最大 110Mbps の通信サービス「WiMAX 2+」も採用している。

mineo でも当初から、 CA への対応を前向きに検討すると述べていた。また実際に mineo を au の最新スマートフォンと組み合わせたユーザーは、CA や WiMAX 2+ が使えると報告していた。

今回、mineo では8月5日からプランを拡充するとともに、CA や WiMAX 2+ に対応した au スマートフォン「AQUOS SERIE」を通信サービスとセットで販売すると表明。これらの新技術への対応をあらためて認めた形だ。ケイ・オプティコムの広報に問い合わせたところ、AQUOS SERIE 以外でも CA などに対応した au スマートフォンであれば同様に利用可能としている。

今後発売が見込まれる iPhone 6 がもし、CA 、あるいは WiMAX 2+ と互換性のある TD-LTE 方式の通信サービスに対応するのであれば、さらに mineo の使い勝手も増す可能性がある。