搭載するカメラは2つで、本体背面が800万画素、前面が500万画素だ。この前面に搭載している「PROselfie cam」が最大の特徴で、広角 25mm レンズを備え、広い範囲を撮影できる。さらに LED フラッシュも付いている。 さらに前面カメラで撮影した写真も、「Superior Auto(プレミアムおまかせオート)」で自動補正を行ってくれる。
前面カメラが高性能だ |
ディスプレイは5.5型で、HD(1280×720ドット)解像度。OS は Android 4.4 で、CPU はクアッドコアの Qualcomm Snapdragon (1.2GHz)、メモリ容量は 1GB、ストレージ容量は 8GB。最大 32GB の microSDHC メモリーカードを挿入できる。
あまりピンとこない性能だろうか。日本で最高級機の「Xperia Z」シリーズなどを見慣れていると、この種の中級機には物足りなさを感じるかもしれない。
Xperia C3 は世界展開を予定するモデルで、まずは8月から中国で販売が始まる。かの地でも若年層を中心に Selfie は非常に盛り上がっている。
通信回線は LTE 網に対応しており、下り最大 150Mbps、上り最大 50Mbps の高速通信が可能。また2種類の SIM カードを挿入し、回線を切り替えて使える「デュアルSIMスロット」にも対応する。カラーはブラック、ホワイト、ミントの3種類。
ブラック、ホワイト、ミントの3色展開 |
ソニーモバイルコミュニケーションズの期待通り若年層に受け入れられるだろうか。
ソニーモバイルは、リアルライフの充実した若者を取り込みたいようだ |