NEC パーソナルコンピュータは、Windows タブレット「LaVie Tab W」を刷新し、6月26日より販売開始する。10.1型でフル HD を超える解像度のディスプレイを備え、着脱式キーボードと筆圧感知対応の電子ペンが付属する。OS は Windows 8.1 Update 32bit 版。直販価格は8万9,800円(税別、以下同じ)、タブレット本体のみも7万6,800円で用意している。

NEC、10.1型フル HD 超え Windows タブレット「LaVie Tab W」、キーボードと筆圧感知ペン付き
LaVie Tab W TW710/S1S(出典:NEC Direct)

ノート PC とタブレットの1台2役をこなす「2-in-1」製品。12型の Surface Pro 3 より一回り小さく、価格も安い。動画などの閲覧から文書、イラストの作成まで多用途に向く。

ディスプレイ解像度は WUXGA(1,920×1,200ドット)で、Surface Pro 3 の WQHD(2,160×1,440ドット)より落ちるが、フル HD を若干上回る。

ほかにも、小型ながら通常のノート PC 並みのキーストロークを備えた打鍵感のよいキーボードと、1,024段階の筆圧感知に対応する電子ペンが付属することが特徴となっている。

CPU は、クアッドコアの Intel Atom Z3795(1.60GHz)、メモリー容量は 4GB、ストレージ容量は 64GB。 カメラは本体前面が約200万画素、背面が約800万画素。GPS、ジャイロセンサなども内蔵する。インターフェイスは、USB 2.0、Micro HDMI 出力。microSDXC メモリーカードを装着できるスロットも備えているが、対応データ容量は最大 64GB か 128GB かなどはまだ明らかにしていない。本体の重さは約 598g、キーボードは約 550g。

なお、ほかの NEC 製タブレットでも実施しているキャンペーンだが、電子書籍配信サービス「eBookJapan」のクーポン2,160円分が付属している。