基板と蛍光表示管が好きな人向けのデジタル置時計組み立てキット「VFD Layer Clock」 Kickstarterでの受注販売開始

基板と蛍光表示管が好きな人向けのデジタル置時計の組み立てキット「VFD Layer Clock」を米国ニューメキシコ州在住のIan Dunnさんが開発。Kickstarterでの受注販売を開始しました。

基板と蛍光表示管が好きな人向けのデジタル置時計組み立てキット「VFD Layer Clock」 Kickstarterでの受注販売開始

Ian Dunnさんによれば蛍光表示管を使用したデジタル時計はネット上ではよく目にするわりに、実際に入手しようとすると困難なのだそう。Ian Dunnさんは蛍光表示管のデジタル時計を欲しいと思う人に、手軽に入手できるチャンスを提供する目的でKickstarterでのプロジェクトをスタートさせました。


今回Ian Dunnさんは、自身が保有している蛍光表示管を使用してキットを用意します。蛍光表示管はサイズが小さめのIV-3Aと大きめのIV-6の2種。IV-3Aは小型ですがIV-6よりも若干明るく、寿命も長いのだとか。

基板と蛍光表示管が好きな人向けのデジタル置時計組み立てキット「VFD Layer Clock」 Kickstarterでの受注販売開始

ちなみに、製品に使用しされる蛍光表示管の大部分はウクライナから入手したもので、一部はウクライナ侵攻前のロシアから入手したものだそう。でも今後ロシアから蛍光表示管を入手して製品に使用する予定はないそうです。

基板は3層で構成されています。一般的なデジタル置時計では基板はケースの内部に入れられて外からは見えないようにされていますが、「VFD Layer Clock」ではあえて基板をむき出しにしています。

基板と蛍光表示管が好きな人向けのデジタル置時計組み立てキット「VFD Layer Clock」 Kickstarterでの受注販売開始

時刻合わせや明るさ調整は、基板上のスイッチを直に操作して実施します。明るさはドライバーを使って可変抵抗を回すという、マニア向けの仕様となっています。

基板と蛍光表示管が好きな人向けのデジタル置時計組み立てキット「VFD Layer Clock」 Kickstarterでの受注販売開始

「VFD Layer Clock」の入手方法や入手に必要な金額について詳細はKickstarterサイト内のプロジェクトページ「The Bolt Industries Vacuum Florescent Display Layer Clock」で確認してください。なお、キット製作の難易度はかなり高めだそうです。

基板と蛍光表示管が好きな人向けのデジタル置時計組み立てキット「VFD Layer Clock」 Kickstarterでの受注販売開始