
チェーンの無い電動アシスト自転車で知られるHonbikeが新製品「Honbike U4」をEurobike 2022で公開しました。同社の従来製品「Honbike」では駆動方式にチェーンではなく「シャフトドライブ」を採用していましたが、新製品ではチェーンでもシャフトドライブでもなく「ベルトドライブ」を採用しています。

「Honbike U4」の最大の特徴は3本のチューブで構成されたシンプルなフレーム。ボディ右側にはチェーンステーがなく、左側にはシートステーが無いという、左右非対称でユニークなルックスが与えられています。

このシンプルな外観は「Honbike U4」の持つシンプルな操作性を表現しています。「Honbike U4」は坂道にさしかかるとジャイロセンサーが傾きを検知し、自動的に“登坂アシスト”を起動。搭乗者は特別な操作をすることなく、それまでの平坦な道と同じように走行を続けられます。

バッテリーは1回の充電で最長100kmのアシストが可能。1日に往復で20kmの道を通勤する人であれば充電は1週間に1度で済むので、運用がシンプルになります(欧州仕様車の場合)。


ベルトドライブは静かでなめらかな走行を搭乗者に提供。また10,000kmまでのメンテナンスフリーも実現しています。

本体には電動アシスト自転車でありながらIPX6相当の防水性能が与えられていて、水を使ってじゃばじゃばと丸洗いできます。これも利用者による自転車生活をよりシンプルなものにしてくれます。

「HONBIKE U4」の欧州での価格は1,699ユーロ(約23万6,800円)。出荷は8月下旬に予定されています。