EVキャンピングカー「XBus Camper」をElectricBrands

ドイツElectricBrandsが「XBus」を公開しました。フォルクスワーゲンバスへの敬意を表したデザインが特徴のEVキャンピングカーのプロトタイプです。

 EVキャンピングカー「XBus Camper」をElectricBrands
ドイツElectricBrandsが「XBus」を公開

全長は3,950mmとキャンピングカーとしてはコンパクトなサイズ。日本の軽自動車よりも550mm長いだけと聞けば、いかに短いかがわかるでしょう。


このコンパクトなボディでも大人が就寝可能となるように、ElectricBrandsは「XBus」にポップアップルーフを装備して室内高を稼ぎ、さらにスライド式のキャビンを採用して室内長を確保しています。

 EVキャンピングカー「XBus Camper」をElectricBrands
リア部分を引き出すことで

 EVキャンピングカー「XBus Camper」をElectricBrands
キャビン長を伸ばし、居住性を高めます

室内には一口コンロ付きの小さなキッチンを装備。お湯を沸かしてコーヒーを飲む、程度であれば可能としています。プロトタイプはコンロが大型テレビの直下にあるので、スクリーンの故障の原因にならないかと不安を覚えますが、このあたりは製品版では改善されるのでしょう。

 EVキャンピングカー「XBus Camper」をElectricBrands
プロトタイプに設置されたテレビはSAMSUNG製のようですね

ルーフトップにはソーラーパネルが敷き詰められていて、日中は「XBus」に搭載されたバッテリーを充電します。バッテリーは交換も可能。将来的にはRVパークなどにバッテリーの交換ステーションを設置するプランもあるのだとか。

 EVキャンピングカー「XBus Camper」をElectricBrands

ElectricBrandsはすでに「XBus」のプリオーダーを受け付けていて、予約価格は3万170ユーロ(約418万7,874円)からとしています。