
(画像提供:TwitterユーザーTesla_Adriさん)
テスラが、2022年7月2日から10日までドイツで開催されているIdeenExpo 2022で、ソーラーパネル付きトレーラーを公開しました。コンピューターサイエンスを学ぶTesla_Adriさんが報告しています。
Tesla is at the "IdeenExpo" in Hannover.
— Tesla_Adri (@tesla_adri) July 4, 2022
They brought a solar range extender trailer with Starlink.
And a Model Y with the 4680 structural battery pack.
Next to the Tesla stand is the VW stand. There are apparently more VW employees at the Tesla stand than Tesla employees. pic.twitter.com/8IHxLI5ukW
テスラが公開したのは本体の左右に“ウイング”を装備したトレーラー。“ウイング”は走行時には収納しておき、安全な目的地に到着したら引き出して使用します。
カナダDrive Teslaが伝えるところによれば、“ウイング”には1枚あたり、ソーラーパネル3枚が取り付けられているそう。中央部の3枚も含め計9枚のソーラーパネルで発電してEV車のバッテリーに充電し、航続距離の延長に貢献します。またDrive Teslaは、トレーラー内にはバッテリーは装備されていないとも報じています。
ちょっと興味深いのはスペースXの運用しているStarlink衛星インターネットアンテナを搭載していること。これがあれば電話回線にもWi-Fiにもつながらない、さらには電気も無い場所でのインターネット接続が可能になります。
今回テスラが発表したソーラーパネル付きトレーラーはプロトタイプで、製品化の有無などは不明です。
ソーラーパネルで発電し、その電力で走行するクルマとしては、オランダSquad Mobilityが「SQUAD」を、ドイツSono Motorsが「Sion」を発表しており、すでに両社とも予約を受け付けています。