
TOYOTA GAZOO Racing(TGR)は「GRカローラ RZ」と「GRカローラ モリゾウエディション」を世界初披露した。「GRカローラ モリゾウエディション」ではリヤシートを撤去して約30kgの軽量化を実現したほか、エンジンの最大トルクを370Nmから400Nmへ向上している。

GRカローラ RZ
「GRカローラ RZ」は、2022年4月に公開した新型車「GRカローラ」の日本仕様グレード。最高出力224kW(304PS)、最大トルク370Nmを発生する1.6L直列3気筒インタークーラーターボエンジンを搭載している。
「GRカローラ RZ」の販売は2022年秋頃に開始される。
GRカローラ モリゾウエディション
「GRカローラ モリゾウエディション」はマスタードライバーである豊田章男氏が自ら試作車のハンドルを握って、こだわりを持って作りこんだグレード。
「GRカローラ RZ」との違いは次の通り。
・ リヤシートを撤去して約30kgの軽量化を実現

・ エンジンの最大トルクを370Nmから400Nmへ向上

・ 構造用接着剤を3.3m追加で塗布し、ボディ補強ブレースを追加することで、ボディ剛性をさらに強化
・ ディファレンシャルギアのローギアード化と、1-3速のクロスギアレシオ化により、気持ちのよいギアのつながりを実現

・ 10mm拡幅したハイグリップタイヤを採用

・ 専用セミバケットシートを採用

・ ドアトリムオーナメントやインストルメントパネルなどに鋳物ブラック塗装

・ ステアリングやコンソールにはウルトラスエード表皮を採用

・ ボディカラーには「マットスティール」を専用設定

・ ウィンドシールドガラスにモリゾウサイン

販売は2022年冬頃から台数限定で実施される。予約抽選の受付は2022年秋頃から開始される予定。
