
「ウォレットカメラ」は財布に偽装したカメラ。持ち歩くのではなく自宅に置いておくことで、空き巣対策として使用します。

カメラはWi-Fiに対応していて、自宅のルーターを経由してスマートフォンでカメラ映像をモニタリングできます。また、モーションセンサーが付属していて何者かが財布を触ったときにはスマートフォンにアラートを表示し、自宅に不審な人がいることを知らせてくれます。

どう見ても普通の財布?
空き巣は室内に財布が置いてあれば、ほとんどの場合接近して中を確かめてしまうそう。その際に、空き巣の顔を撮影できるそうです。

microSDカードスロットを装備していて、カード内に映像を記録できます。空き巣は監視カメラを停止させるために、ブレーカーを落としてから侵入することも。そんなケースでは、microSDカード内に記録された映像が意味を持ちます。

「財布ごと盗まれたら、証拠の映像が残らないのでは?」
そう思うかもしれませんが、空き巣の多くは財布内部の現金などを抜き取ったら財布は置いていくことが多いのだとか。
国によっては家事をお手伝いさんにまかせているところもありますが、お手伝いさんの中には室内から金目のものを持ち帰る人も。そのようなお手伝いさんを監視するためにも、「ウォレットカメラ」は有用だそうです。

カラーは黒と茶色の2色が用意されています。AliExpressなど、海外の通販サイトで販売されていて、価格は8,000円から1万円程度。高い!と思ってしまいますが、ある程度外観に高級感がないと空き巣がひっかかってくれないそうです。

日本ではどんな使い道があるのか考えてみたのですが、全く思いつきませんでした。近所で空き巣が発生した場合には、警備会社に防犯対策をお願いした方がよさそうです。