食べられる昆虫の自動販売機 5月30日運用開始 信州産の「蜂の子」「イナゴ」の佃煮やタランチュラ、セミの幼虫など

昆虫食の自動販売機が昼神温泉「ACHI BASE」に設置され、5月30日に運営が開始された。長野県産「蜂の子」「イナゴ」の佃煮を始めとする商品が販売される。

食べられる昆虫の自動販売機 5月30日運用開始 信州産の「蜂の子」「イナゴ」の佃煮やタランチュラ、セミの幼虫など

昆虫は長野県では古くから食されてきたもの。かつては山国信州の貴重なたんぱく源として、現在では珍味として食べられている。


今回設置された自動販売機は、信州の伝統的な食文化の継承を目指すもの。また、牛や豚など既存の畜肉タンパク質と比べて地球環境への負担が極端に小さい昆虫食普及の第一歩となることも目指している。

昆虫食自動販売機 概要

販売開始非:2022年5月30日
設置場所:観光拠点施設ACHI BASE(長野県下伊那郡阿智村智里338-25)
販売時間:24時間
商品ラインナップ
・ 信州の食卓「蜂の子」「イナゴ」佃煮
・ タガメサイダー
・ コオロギ
・ シルクワーム
・ タランチュラ
・ セミの幼虫
・ チョコバッタ、など計20種類以上(時期により商品・数量が変更する場合がある)

参考:信州の食卓「蜂の子」「イナゴ」佃煮概要

食べられる昆虫の自動販売機 5月30日運用開始 信州産の「蜂の子」「イナゴ」の佃煮やタランチュラ、セミの幼虫など

蜂の子佃煮

原材料:蜂の子(クロスズメバチ)、砂糖、醤油、酒、調味料(アミノ酸等)、還元澱粉加水分解物(原料の一部に小麦を含む)
内容量:60g
賞味期間:1年間
販売価格:1,600円

いなご佃煮

原材料:いなご、砂糖、醤油、酒、調味料(アミノ酸等)、還元澱粉加水分解物(原料の一部に小麦を含む)
内容量:25g
賞味期間:1年間
販売価格:500円

なお、昆虫は甲殻類「エビ、カニ」等と非常に近い生物なため、これら食品にアレルギーを持つ人は十分注意して欲しいとのこと。