
大正製薬はJR新宿駅構内にOTC自動販売機を設置。一般用医薬品を販売する実証実験を5月31日に開始する。自動販売機では大正製薬による風邪薬「パブロン」シリーズ、解熱鎮痛薬「ナロン」シリーズ、鼻炎治療薬「クラリチン」など、約30品目が販売される。

大正製薬による一般用医薬品薬約30品目を販売
OTCとは「Over The Counter(カウンター越し)」の略。カウンター越しにアドバイスを受ければ薬局・薬店・ドラッグストアで処方箋なしに購入できる「一般用医薬品」を指している。
今回設置される自動販売機で取り扱われるのは、この「一般用医薬品」。利用者が自動販売機で商品を選択すると、JR新宿駅南改札内にあるドラッグストア「Eki RESQ」の薬剤師または登録販売者が端末で内容を確認して、販売を許可する。その後、自動販売機で決済(交通系ICカードのみ利用可能)することで、商品を取り出せる仕組みだ。

今回の実証実験では上記の仕組みにより、医薬品を販売できる箇所を最大化できるかを検証する。
実証実験 概要
設置期間:2022年5月下旬から3か月(予定)販売時間:店舗営業時間内
取扱商品:第2類医薬品・第3類医薬品及び医薬部外品
設置場所:JR新宿駅南改札内、Eki RESQ新宿南口店付近
