
「CoreCap」は自転車のステアチューブに取り付けるサイクルコンピューター。スロベニアの首都リュブリャナに本拠をおくCore Componentsが開発した。

自転車のハンドルバーがライトやカメラなどで占有されていることに不満を持つ人向けの製品。ステアチューブに組み込むことで、自転車に最初から装備されていたような外観を得られる。デザインもシンプルで、無骨な自転車用アクセサリーとは一線を画したものとなっている。

機能は一般的なサイコンとほぼ同じ。走行速度や走行距離、高度などを計測・表示できる。スマートフォンと接続すればより豊富な機能が利用でき、ナビの使用や着信表示も可能になる。


「CoreCap」の画面サイズは1.3インチと一般的なサイコンよりはずっと小さく、先ほどの機能を同時に表示することはできない。このため、利用者はスマートフォンアプリを利用して、使用する機能を5種類選択する必要がある。選択後は本体外周のダイアルを回すことで、5種類の機能を切り替えて表示可能だ。


電源には内蔵バッテリーを使用する。フル充電すれば、最長80時間の利用が可能となっている。

Core Componentsは現在、「CoreCap」の製品化に向けてクラウドファンディングサイトKickstarterで出資者募集のキャンペーンを実施中。入手方法や入手に必要な金額などについて詳細はKickstarterサイト内のプロジェクトページ「CoreCap: Integrated Bike Computer」で確認されたい。
