耳が不自由な人の日常生活に字幕を 目の前の人が喋っている言葉を文字にして表示する「Voicee」

スロベニアVoiceeは「Voicee」を発表しました。耳が不自由な人の生活を助けるウェアラブルタイプのデバイスです。

耳が不自由な人の日常生活に字幕を 目の前の人が喋っている言葉を文字にして表示する「Voicee」

目の前で喋っている人の言葉を文字としてメガネのレンズ内に表示することで、相手が手話を知らない場合にもコミュニケーションを可能にするデバイス。メガネの前部にあるマイクが音声を拾い、これをテンプル内のシステムが文字化。メガネ内のディスプレイ領域に表示します。


耳が不自由な人の日常生活に字幕を 目の前の人が喋っている言葉を文字にして表示する「Voicee」

プロトタイプを使用した人たちによれば、ショッピングモールのインフォメーションデスクで、欲しい品物がどこにあるか尋ねるときなどに便利だったそう。その他、今までは遠慮があって参加しにくかった職場でのパーティなどにも積極的に参加できるようになったそうです。

「Voicee」の重さは約100gで装着してもそれほど違和感は無いのだとか。また、バッテリーはフル充電すれば24時間動作を続けるそうです。

耳が不自由な人の日常生活に字幕を 目の前の人が喋っている言葉を文字にして表示する「Voicee」

日本語への対応についてVoiceeに尋ねたところ、同チームのJosipaさんより「対応している」との回答を得ました。

Voiceeチームは現在、「Voicee」の製品化に向けてクラウドファンディングサイトIndiegogoで出資者募集のキャンペーンを実施中。「Voicee」の入手方法や入手に必要な金額について詳細はIndieogogoサイト内のプロジェクトページ「Voicee Smart AI glasses for deaf people」で確認してください。