
「Beacon Headlamp」はSDGsを意識した、レトロルックな自転車用ライト。英国在住のWilliam Vickeryさんが開発しました。

持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)に向けた取り組みでは、「消耗部品を交換可能にする」というアプローチを取っています。例えば、利用を続けると性能が低下するバッテリーでは多くの人が入手しやすいパーツを採用。利用者の手による交換を可能にしました。その他、電源スイッチなどにも入手しやすいものがセレクトされています。


William Vickeryさんは、サイクリストがパーツを交換して自転車に長く乗るのと同じように、自転車用ライトでもパーツを交換することで長く使用して欲しいと述べています。
外観はレトロルック。長期間利用を継続しても古びないデザインとしました。また、英国製であることをさりげなくアピールするデザインにもなっています。

自転車用ライトとしての性能にも触れておくと、ライト本体の明るさは最も明るい「フル」モードで400ルーメンで、広角に広がる光を特徴としています。「フル」モードは時速20km程度で街灯の無い道を走行するのにぴったり。その他、200ルーメンの明るさの「ハーフ」モード、100ルーメンの「クオーター」モード、そして「点滅」モードが用意されています。

バッテリーはUSB Type-Cケーブル経由で充電するタイプ。1回の充電で「フル」モードでは約8時間の利用が可能となっています。「ハーフ」では12時間、「クオーター」では15時間の利用が可能とされています。

マウントはステム取り付け用とハンドルバー取り付け用の2種。どちらを選んでも、ワンタッチで固定できます。



William VickeryさんはKickstarterで「Beacon Headlamp」を販売中。すでに製品は完成しているので、プロジェクト終了後、すぐに出資者のもとに送付できるとしています。
