
「Hikerpower」はバックパック型のポータブル電源。「徒歩キャンでも家電製品を使いたい」という願いを叶えるために開発されました。

ポータブル電源はそれなりに重く、徒歩キャンプでの利用には向いていません。最近は持ち手の形状を工夫したり、薄型にして足に当たりにくくしたものも販売されていますが、それでもポータブル電源を担いで山に登りたいと思う人は多くはないでしょう。
「Hikerpower」はバックパック型にすることで重いポータブル電源を楽に持ち運べるようにした製品。容量を犠牲にすることなく、大容量のバッテリーを徒歩キャンで利用できます。

「Hikerpower」なら持ち込めます
容量は600Whとそれなりの大容量。スマートフォンを63回、ノートPCを5.4回充電できるだけでなく、電子レンジを50分、ミキサーを70分利用できます。徒歩キャンに電子レンジを持ち込む人はいないとは思いますが、ノートPCを5.4回充電が可能というのは、山上リモートワークをしたい人にはうれしいニュースでは? バッテリー切れを気にせずに、山の頂で思う存分仕事ができます。

コネクタ数は一般的なポータブル電源とほぼ同じ。PD 60Wに対応したUSB Type-Cコネクタ1口と、18Wに対応したUSB Type-Aコネクタ3口を装備しています。プロジェクターを長時間利用可能になるので、徒歩キャンでもたっぷりと映画を楽しめます。

AC電源用コンセントは2口。コーヒーメーカーやミキサー、ホットプレートなども利用できます。これらを使いこなせば、徒歩キャンでも本格料理が楽しめます。



なんて便利なんだ!
バックパックのトップ部分にはキャンプで便利なライトを装備。明るさは3段階で調整できて、最も明るいモードをセレクトすれば350ルーメンで周囲を照らします。


バッテリーの充電に必要な時間はAC電源からで5-6時間。ソーラーパネルからの充電にも対応していて、この場合には7-8時間となっています。

もちろん、バックパックとしての機能も持っていて、30Lの荷物を収納可能になっています。

開発元のHikerpower Techは現在、「Hikerpower」の製品化に向けてクラウドファンディングサイトKickstarterで出資者募集のキャンペーンを実施中。入手方法や入手に必要な金額について詳細はKickstarter内のプロジェクトページ「Hikerpower:All-in-one Multifunctional Backpack Power Station」で確認してください。