ヤマハは「YZF-R25 ABS」をマイナーチェンジし、2022年モデルとして5月25日に販売開始する。また、ロードレース世界選手権参戦60周年記念カラーを施した「WGP 60th Anniversary」を設定し、240台限定で7月12日に販売開始する。


「YZF-R25 ABS」は最高出力35ps、最大トルク23Nmを発生する水冷・4ストローク・DOHC・直列2気筒・4バルブ・249ccエンジンを搭載したスーパースポーツモデル。「毎日乗れるスーパーバイク」をコンセプトに、高い走行性能＆スタイリングと日常での扱いやすさを兼ね備えたマシンに仕上げられた。



2022年モデルではエンジン性能を維持しながら、平成32年排出ガス規制に適合させた。また、LEDフラッシャーランプを前後に採用している。さらにクイックシフターを「YZF-R25」として初めてアクセサリー設定した。


カラーリングでは3種の新色「ディープパープリッシュブルーメタリックC（ブルー）」「ブラックメタリック12（ブラック）」「ビビッドオレンジメタリック2（オレンジ）」が設定されている。


「WGP 60th Anniversary」には、1980年のYZR500をモチーフとしたヤマハレーシング伝統のカラーリングが与えられた。さらにWGP参戦60周年記念エンブレム、ゴールドカラーのホイール、ブラック仕上げのブレーキレバー・クラッチレバー、イエローのリアサスペンションスプリングを採用している。


メーカー希望小売価格は「YZF-R25 ABS」が66万8,800円で、「WGP 60th Anniversary」は69万800円。