スズキはコンパクトSUV「エスクード」にハイブリッドシステムを搭載し、4月21日に販売開始した。ハイブリッドシステムを搭載したほか、デザインの一部を変更している。

ハイブリッドシステム

「エスクード」に搭載されたのは、EV走行が可能な時間や速度の範囲を拡大したハイブリッドシステム。WLTCモード走行での燃費値19.6km/Lを達成した。



減速時に回生ブレーキとフットブレーキを一緒に制御する「回生協調ブレーキ」をスズキ初採用。ブレーキング時の効率の良い充電を可能とした。また、後退時のEV走行をスズキ初採用。駐車時になどに周囲への騒音を気にせずにクルマを操作できる。


パワートレインは、K15Cデュアルジェットエンジンと6AGSのトランスミッションの組み合わせ。これらと高出力モーター、さらにエスクードの特長である四輪制御システム「ALLGRIP」との連携により、高い走破性を実現している。

デザイン

エクステリアではヘッドランプ、アルミホイールの意匠を変更した。


インテリアでは、マルチインフォメーションディスプレイにハイブリッド関連の表示を追加したほか、シフトノブの加飾をサテンメッキオーナメントに変更している。



メーカー希望小売価格は297万円。