米国サウスカロライナ州に本拠をおくHoge Aerospace Institute(H.A.I)は“宇宙自撮り”専用人工衛星「Hogesat-1」を開発。現在、“宇宙自撮り”参加希望者をクラウドファンディングサイトKickstarterで募集しています。
「Hogesat-1」自体はCubeSat(キューブサット)と呼ばれる小型の人工衛星。H.A.IはCubeSatが安価に打ち上げできるようになったことを受けて、「Hogesat-1」の開発を思い立ったとしています。
仕組みとしては利用者が宇宙自撮りに使いたい画像をH.A.Iのサイトにアプロード。H.A.Iはこれを「Hogesat-1」内のストレージに収納して、宇宙へと打ち上げます。
「Hogesat-1」は宇宙に放出された後、画像を本体のディスプレイに表示して本体前面のミラーに映しだします。それをカメラで撮影することで、宇宙を背景にした自撮り写真が出来上がります。自撮り背景としては宇宙空間のほか、月、太陽、地球が映りこむ可能性があるのだとか。
H.A.Iはこの自撮り方式を、実際に宇宙旅行するよりもずっと安く、しかも安全に実現できる画期的な記念写真撮影方法であるとしています。
“宇宙自撮り”参加方法などについて詳細はKickstarterサイト内のプロジェクトページ「Take Your Picture in Space | Hogesat-1」で確認してください。