日産自動車はスープをこぼすことなく、素早くラーメンを運ぶトレイを公開した。新型「アリア」に搭載される電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」から着想を得て開発したとしている。
「e-4ORCE」では、前後に搭載された合計2基の電気モーターそれぞれのトルクを個別にコントロールすることで優れた加速性能を実現している。また、減速時におけるクルマの沈み込みや車体の揺れを低減する。
今回発表されたラーメントレイは、「e-4ORCE」の特徴を分かりやすく伝える目的で制作されたもの。「e-4ORCE」同様に2個の電気モーターによって走行し、優れた加速性能で麺がのびてしまう前に、カウンターに座った顧客の前にラーメンを届ける。
麺がのびる前に顧客にラーメンを届けられる
さらに、前後モーターの減速量を個別に制御し、トレイに置かれたラーメンのスープをこぼさず停止可能としている。
ラーメントレイの優れた加速性能や、前後への揺れを軽減する卓越した性能技術について詳細は、日産自動車が公式YouTubeチャンネルで公開した動画「e-4ORCE RAMEN Counter | Inspired by NISSAN e-4ORCE」で確認されたい。