「Glove80」は指の疲労を軽減するエルゴノミックキーボード。ニュージーランドMoErgoが開発しました。
手袋にインスパイアされた形状が特徴。一般的なキーボードはキーボードの形状に人の手を合わせることを要求しますが、「Glove80」では手袋と同じように、人の手の形状に合わせてデザインされています。
キーは平面上に並んでいるのではなく、彎曲した面に沿って配置されています。このため、多くのキーが指先からほぼ等距離に。指を大きく動かすことなくキー入力をすることが可能になりました。
また、一般的なキーボードでは、一番細くて力の弱い小指でShiftやCtrlやAltキーを押すシステムを採用しています。「Glove80」では一番太い親指にこれらのキーを割り当てることで、小指の負担を軽減しています。
手袋が2つに分かれているのと同じように、「Glove80」も左右2つに分かれています。配置の自由度が高くなるので、手が疲れたらキーボードの位置をずらすことで長時間の入力が可能になります。
内臓LiPoバッテリーで動作します。このため持ち運びも容易で、カフェなどでも利用可能になっています。
開発元であるMoErgoは現在、「Glove80」の商品化に向けてクラウドファンディングサイトKickstarterで出資者募集のキャンペーンを実施中。「Glove80」の入手方法などについて詳細はKickstarterサイト内のプロジェクトページ「Glove80: The Incredibly Comfortable Ergonomic Keyboard」で確認してください。