
ホンダは新型「STEP WGN(ステップ ワゴン)」のオンラインジャパンプレミアを実施。デザインを刷新した「ステップワゴン」を初公開した。

新型では、シンプルで親しみを感じるデザインの「STEP WGN AIR(ステップ ワゴン エアー)」と、精悍さやスタイリッシュさを感じるデザインの「STEP WGN SPADA(ステップ ワゴン スパーダ)」をタイプ設定している。


さらに「ステップ ワゴン スパーダ」には、質感を高め、機能を充実させた派生モデル「STEP WGN SPADA PREMIUM LINE(ステップ ワゴン スパーダ プレミアムライン)」を設定している。
エクステリア
「家族をしっかり守る」クルマをテーマに、“強い塊”をイメージしてデザインされた。サイドでは、乗員の視界とのバランスを取りつつ、ベルトラインを上げて分厚い塊感を出している。これにより、乗員が守られている安心感をより得られるようにした。
乗員の守られている感をアップ
リアではより大きく、がっしりと見えるシルエットの実現を目指したという。

「ステップ ワゴン エアー」のエクステリアは、フロントフェイスの表情に拘ってデザインされた。かわいいだけではなく怖くもない、誰からも愛される顔つきを目指している。

左が「エア」
一方、「ステップ ワゴン スパーダ」の表情では、ワイドで重厚なフロントグリルで力強さと品格を表現した。
またボディ下端には細いメッキが配され、これがフロントからサイド、リアまでぐるりとクルマを囲んでいる。このメッキはクルマをより低く、のびやかに見せている。

クルマをより低く、のびやかに見せている
インテリア
自分の家にいるような居心地の良さと、新たな使い方が見つかる自由な空間を目指した。さらに運転席に座ったときに見える稜線をまっすぐにすることにもこだわったという。段差もない稜線により、駐車したときにもまっすぐに入ったことが分かりやすくなるという。
段差の無い稜線
“3列目シートが特等席”というのも、新型「ステップ ワゴン」の特徴。3列目シートの着座位置を高くし、さらに前方のシート&ヘッドレストの形状を変更したことで開放的な視界を実現している。前方がしっかりと見えることで着座姿勢も改善され、乗り物酔いも起こしにくくなるという。ホンダの開発者は、乗り物酔いをしにくいクルマで出かけて、楽しい思い出を作って欲しいとしている。また、シートクッションの厚みも増し、3列目においても快適な座り心地を実現した。

パッケージング
乗る人が自由に居場所を選べるシートアレンジを採用した。
2列目シートは、前後だけでなく左右にもスライドできる構造としている。これにより、例えば小さな子どもを1列目から目の届きやすい位置に座らせることが可能となった。

ホンダは新型「ステップ ワゴン」を2022年春に販売開始予定としている。