米国カリフォルニア州のXponent Powerが、ソーラーパネル付きのオーニング「Xpanse」を開発しました。現在、同社公式Webサイトで予約を受け付けています。


キャンピングカーに装着して使用するソーラーオーニングで、展開中は太陽光を受けて発電して車内のバッテリーに充電できます。キャンピングカーのルーフにソーラーパネルを設置できない場合に便利なほか、ソーラーパネルが設置されている場合であっても、ソーラーオーニングで追加の電力を生成することで、車内でより多くの電気機器を使用可能にできます。



また、ソーラーパネル付きのオーニングは、ルーフトップにソーラーパネルを設置するよりも低コストで済み、メンテナンスも容易というメリットも持っています。


ソーラーパネルの発電量は1,200W。車内でスマートフォンやノートPCを充電したり…はもちろん、エアコンや冷蔵庫、IH調理器などの利用を可能にします。



オーニングの設営は全自動。ボタンを押すことで約30秒でせり出してきて、日陰を作ると同時に発電を開始します。


オーニング自体の性能も優れており、一般的なファブリック製のオーニングだとばたついてしまうほどの強風下でも揺れることなく、安定しているのだとか。


「Xpanse」の価格は9,900ドル（約112万4,000円）ですが、いま予約をすれば7,550ドル（約85万7,000円）で入手できます（デポジットが100ドル必要）。出荷開始は2022年下半期に予定されています。