ロビンソン・クルーソー島でテレワーク レノボが「Work For Humankind」プロジェクト参加者を募集

レノボ・ジャパンは、ロビンソン・クルーソー島でテレワークをしながら社会貢献活動にも取り組む「Work For Humankind」プロジェクトを12月7日に発表。プロジェクト参加希望者からの申し込み受付を同日開始した。

このプロジェクトは、日本から1万6,000km離れた南米チリ沖の島・ロビンソン・クルーソー島に2022年3月1日から4月10日まで滞在し、テレワークをしながら、世界中から集まる参加者と一緒にボランティアとして島の環境保全活動に参加するというもの。教育や医療へのアクセス、環境の劣化、外来種など多くの課題に直面するロビンソン・クルーソー島のコミュニティを、テクノロジーを駆使し一緒に解決してくれる人々とつなげることを目指している。


このプロジェクトを通じてレノボは、ロビンソン・クルーソー島に永続的なレガシーを残すため、高速インターネット接続を含む、レノボのさまざまなテクノロジー・デバイス、サービス、ソリューションを提供し、最先端のテクノロジー・ハブを構築する。これには、ボランティアプロジェクトの終了後も地域コミュニティが活動を続けるためのインターネットのインフラ整備なども含まれる。最終的にはレガシーファンドを設立し、コミュニティハブの維持とコミュニティプロジェクトの支援をしていくとしている。

ロビンソン・クルーソー島とは、ファン・フェルナンデス諸島で2番目に大きい島で、チリのサンアントニオの西、南太平洋上に位置している。チリ政府は1966年に、ダニエル・デフォーの小説「ロビンソン・クルーソー」のモチーフとなったこの島を「ロビンソン・クルーソー島」と改名した。

テレワークボランティア募集要項

申し込み期間:2021年12月7日から2021年12月31日まで
渡航時期:2022年3月1日から4月10日まで
※チリ・サンティアゴでの8日間およびロビンソン・クルーソー島での4日間の隔離期間を含む。なお、隔離期間は現地政府および保健当局の判断により、今後変更となる可能性もある。
必須条件:週20時間のボランティア活動参加
審査プロセス:申込ページ(英語のみ)に入力された情報を元に書類審査を実施し、通過者を対象としたオンラインインタビュー(英語)が2022年1月下旬頃に実施される。

参加条件および注意事項(一部抜粋)

・ 未成年(20歳未満)は参加できない
・ 参加者はレノボが提供するテクノロジー・ハブに24時間アクセスでき、テレワーク業務が可能
・ 日本人スタッフは同行しないため、ビジネスレベル以上の英語力があることが望ましい
・ 申し込み時点でワクチン接種を2回済ませている必要がある
・ 往復航空券(日本の主要国際空港からロビンソン・クルーソー島まで)および滞在期間中の宿泊費用はレノボが負担する。宿泊施設はシェアハウス形式で、参加者各自の寝室が用意される
・ 上記以外の費用は参加者の負担となる
・ ボランティア活動参加にあたり、下記の分野での経験や技能が望まれる
(例)コンピューター/データ・サイエンス、無線通信、野外生物学、サステナビリティ、ソーシャル/デジタル・マーケティング、写真/動画、フィットネス、料理研究家/シェフ、再生可能エネルギー、スペイン語英語通訳

その他の参加条件や注意事項については、Work For Humankindの公式Webサイト内「Terms&Conditions」「FAQ」で確認されたい。