
ホンダは、「NT1100」をEICMA 2021に出展すると発表しました。軽快なスポーツモデルと快適なツアラーモデルの融合を図った、“オンロード・ツーリングモデル”です。
軽快なスポーツモデル
“軽快なスポーツモデル”を実現するために、スチール製セミダブルクレードルフレームを採用。シャープな操縦性をライダーに提供します。フロントサスペンションにはShowaの倒立式フロントフォークを、リアにはシングルリアショックを採用しました。フロントの310mmブレーキディスクには4ピストンのラジアルマウントキャリパーを組み合わせて採用。タイヤはフロント120/70-17、リア180/55-17サイズを装着しています。
エンジンは、最高出力74kW、最大トルク104Nmを発生する水冷4ストロークOHC(ユニカム)4バルブ直列2気筒を搭載。吸気およびエキゾーストでは、よりスムーズな加速力と魅力的な排気サウンドを重視しました。
「Honda セレクタブル トルク コントロール(HSTC)」は3段階の設定とし、後輪スリップ制御とウイリー挙動緩和制御を採用しています。
快適なツアラーモデル
“快適なツアラーモデル”としては、5段階に高さ調整可能なウインドスクリーンを採用。また、ライダー前方の左右上下のウィンドディフレクターが走行風をやわらげ、長距離ツーリングでの快適性を提供します。
タッチパネル式TFTフルカラー液晶の表示はカスタマイズ可能で、Apple CarPlay、Android Autoにも対応しています。
カラーバリエーション
カラーリングでは、「マットイリジウムグレーメタリック」「パールグレアホワイト」「グラファイトブラック」の3色が設定されました。
「NT1100」は日本での販売が予定されています。またEICMA 2021(ミラノショー)は11月23日から28日まで、イタリア ミラノで開催されます。