
出かけるときにモバイルバッテリーとケーブルの両方を持ち歩くのが面倒な人向けにデザインされた製品。ケーブルの途中にケーブルとあまり太さの変わらないバッテリーを5個取り付けることでこれを実現しました。

電源の無い場所でスマートフォンがバッテリー切れを起こした場合には、スマートフォンの充電コネクタに「IVYCable」を接続します。これだけでスマートフォンへの充電が開始されます。製品には変換アダプタが付属しているのでMicro USB、USB Type-C、Lightningコネクタに対応できます。また、充電器に接続するコネクタはUSB Type-AまたはType-Cから購入時に指定します。


電源のある場所ではUSB充電器に接続してケーブルとして利用できます。ケーブルとして利用されている間にも「IVYCable」内に組み込まれたバッテリーは充電されます。例えば朝電車内で「IVYCable」を使ってスマートフォンを充電したあと、オフィスで仕事をしながら「IVYCable」をケーブルとして使いつつ充電しておけば、帰宅時にはまた「IVYCable」をバッテリーとして利用可能になる。そんな運用方法が考えられます。

その間にバッテリーが充電され

ちなみに、容量は3,200mAhといまどきのモバイルバッテリーとしては控えめ。これはこの形状なので、仕方がないことなのかもしれません。
「IVYCable」の5つのバッテリー同士はマグネットでくっつく仕組み。USB充電ケーブルはカバンの中に入れておくとからまってしまいがちですが、「IVYCable」ではこの仕組みによりからまることはありません。また、充電器とスマートフォン間の距離に合わせて、最適な長さに調整することもできます。

Azurbitチームは「IVYCable」の予約販売をKickstarterで実施中。入手方法や入手に必要な金額について詳細はKickstarterサイト内のプロジェクトページ「IVYCable - Self-Folding Magnetic Cable & Power Bank」で確認してください。