
LEXUSは「LS」を一部改良し10月28日に販売開始した。
「LX」はLEXUSのフラッグシップセダン。静粛性と快適性で高い評価を獲得してきた。また2021年4月には、人が運転しているような自然で滑らかな走りを目指し、他車のドライバーにも配慮する高度運転支援技術「Advanced Drive」を搭載したモデルも設定されている。
今回の一部改良では、標準装備のタイヤをランフラットタイヤから新開発のノーマルタイヤに変更。走りの上質感を高め、乗り心地と静粛性の向上を図った。ランフラットタイヤは今後メーカーオプションとして設定される。
予防安全パッケージ「Lexus Safety System + A」に含まれる「レーントレーシングアシスト[LTA]」では、システム制御の改良によりセンタートレース性を向上し、ふらつきを低減した。
「Advanced Drive」搭載モデルでは、追い越しの際にクルマの左右の間隔を十分に確保した状態で車線維持を行う。例えば、トラックなどを追い越す場合には右に寄りながら走行するなど、車線中央を走行し続けると車両間の距離が近くなり、不安を感じるような状況を回避する。また、車線変更支援が可能な場面を拡大し、被合流区間から区間外へのレーンチェンジ時の支援を可能とした。

その他、視認性向上を目的に背景色などメーターグラフィックを一部変更している。さらに、新たに左右・後方へLiDARを装着した。
LS500 / LS500h 一部改良・新規設定
・ “マークレビンソン”リファレンス3Dサラウンドサウンドシステムを“version L”に標準装備として追加設定・ 全LSモデルに設定されている「ナノイー」を「ナノイー X」へと進化
・ リヤシートリマインダー機能を全車標準設定
・ オレンジブレーキキャリパーを“F SPORT”にメーカーオプションとして新規設定

LS500h 一部改良・新規設定
・ アクセサリーコンセント(AC100V・1500W/非常時給電システム付)を標準装備メーカー希望小売価格は次の通り。

