キーボード付きのAndroidスマホ「Astro Slide」Makuakeで先行販売開始

「Astro Slide」の先行販売がMakuakeで開始されました。英国Planet Computersによる“キーボード付きAndroidスマートフォン”の最新作で、Makuakeでは市販予定価格よりも安く入手可能としています。

キーボード付きのAndroidスマホ「Astro Slide」Makuakeで先行販売開始
キーボード付きのAndroidスマホ「Astro Slide」Makuakeに登場

外出先でも高い生産性を維持したいと考える人向けのデバイス。いまではスマートフォンさえあればほとんどの業務を出先でもこなせますが、それでもWordで長文を入力したいようなケースでは、仮想キーボードだけでは厳しいこともあります。ノートPCも一緒に持ち歩けばよいのですが、使用頻度と重さを天秤にかけると、できればスマートフォンだけですべての仕事を完結させたい…ですよね。


今回Makuakeに登場した「Astro Slide」は、そんな願いをかなえてくれるかもしれないデバイス。同社の従来製品の良さはそのままに、「利便性の向上」と「5Gへの対応」がなされています。

キーボード付きのAndroidスマホ「Astro Slide」Makuakeで先行販売開始
スマートフォンの携帯性の高さと
キーボードによる生産性の高さを両立

利便性の向上では「RockUpスライダー機構」の搭載があげられます。Planet Computersによる“キーボード付きAndroidスマートフォン”では、使用する際にはノートPCのようにフタを開く必要がありました。閉じたままで使用できる機能は限られていたので、Androidスマートフォンとしての機能性はかなり犠牲になっていました。

キーボード付きのAndroidスマホ「Astro Slide」Makuakeで先行販売開始
以前の製品の外観
画面を見るにはフタを開くひと手間が必要でした

「Astro Slide」で新採用された「RockUpスライダー機構」では、普段からディスプレイが表にでていて、一般的なAndroidスマートフォンと同じように使用できます。

キーボード付きのAndroidスマホ「Astro Slide」Makuakeで先行販売開始
一般的なAndroidスマートフォン同様に使用できます

キーボードが必要になったときには、親指で画面をスライド。すると画面の下からキーボードが出てくるという仕組みとなっています。このシステムにより、Planet Computersが当初から目指していた、「AndroidスマートフォンとノートPCがこれ一台で」というコンセプトが、本当に実現したと言えるでしょう。

キーボード付きのAndroidスマホ「Astro Slide」Makuakeで先行販売開始
キーボードは必要なときにだけ出てくる仕組みに

スマートフォンとしてのスペックも頑張っています。OSではAndroid 11が搭載されます。チップセットはMT6873なので軽めのゲームであればプレイできそう。メモリは8GBでストレージは128GB。サイズは17.24x7.65x1.78cmで重さは約300gと、キーボードが付属する分ちょっと重めになっています。スクリーンサイズは6.39インチで解像度は2,340x1,080。メインカメラにはソニー製センサーを持つ4,800万画素が搭載されます。フロントカメラは1,300万画素で、ビデオ会議にも手軽に参加できます。

キーボード付きのAndroidスマホ「Astro Slide」Makuakeで先行販売開始
チップセットは昨年「Astro Slide」が発表されたときには「よし!」と思ったのですが…。
でも仕事をこなす分には十分でしょう

「Astro Slide」の入手方法や入手に必要な金額について詳細はMakuakeサイト内のプロジェクトページ「フルキーボード搭載5Gスマートフォン『Astro Slide』日本上陸!」で確認してください。

キーボード付きのAndroidスマホ「Astro Slide」Makuakeで先行販売開始
日本語キーボード版もあります