
(画像はプロトタイプ)
ホイールをコンパクトに折り畳める自転車「Tuck Bike」。その「Tuck Bike」のクラウドファンディングプロジェクトがKickstarterで11月2日に開始されることが決定しました。

(画像はプロトタイプ)
「折り畳み自転車でも普通の自転車と同じスピードで走りたい。それには大径ホイールが必要だ!」…という思いから生まれた製品。これを実現するために大径ホイールを3つに分割し、フレームだけでなくホイールも折り畳み可能としました。

(画像はプロトタイプ)
タイヤは3分割してしまうと、空気を入れるのが恐ろしく面倒になってしまうので、ノーパンクタイヤを採用しました。これにより、一般的な折り畳み自転車と同じ程度の折り畳みサイズを維持しつつ、走行時には700cサイズの大径ホイールでの高速走行を可能にしています。

「Tuck Bike」はまた、ハンドルとペダルだけを折り畳むこともできます。“薄型バイク”となったこの状態は、部屋の隅などに置いておくときに便利です。

(画像はプロトタイプ)
クラウドファンディングプロジェクトの開始は、量産第一号車が完成したことによるもの。開発者でありTuck Bikeの創業者であるAlex Animashaunさんによれば、第一号車の仕上がりは期待を上回るものだったとか。

この量産第一号車では折り畳み時にマグネットでフレーム同士をくっつける機構を新採用しているのですが、これも狙い通りに機能しているそうです。
Kickstarterでのクラウドファンディングプロジェクトは11月2日に開始したのち、30日間継続されます。キャンペーンでの価格は市販価格よりも200ドル安くなるそう。さらにアーリーバードスペシャルとして数台が300ドル引きで提供されるそうです。