あのBandit9が「スーパーマリン」の予約を受け付け中

Bandit9が「Supermarine(スーパーマリン)」の予約受付を実施しています。

あのBandit9が「スーパーマリン」の予約を受け付け中

Bandit9とは、ベトナム サイゴンのカスタムバイクビルダー。未来的なデザインのカスタムマシンを作り出し、世界的に高い評価を受けてきました。


Bandit9によるカスタムバイク「L - CONCEPT」
参考画像:Bandit9によるカスタムバイク「L - CONCEPT」
発表当時は「あのハンドルはどう握るの?」「ジェットエンジン?」「飛ぶの?」
などと言われました

そんなBandit9がビジネスの再構築による新しい地平への飛躍を表明。社内の航空宇宙工学、ロボット工学、メカトロニクスなどの専門家に加え世界各地のデザイナーと協力し、新しいバイク「スーパーマリン」を設計しました。

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フレームデザインでは空力特性も追及されました

最大の特徴は上記技術者&デザイナーによるユニークなフレーム。高い耐久性と驚異的な軽さ、そして美しいデザインを兼ね備えています。素材にはアルミ合金の中でも最高クラスの強度を持ち、ミサイルや宇宙船などにも使用される「超々ジュラルミンA7075」が採用されました。

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「超々ジュラルミンA7075」を採用したフレーム

フレームのデザインはコーラル リーフにインスパイアされたものだそう。またバイクボディは、海上を跳ねるマンタの曲線美を参考に造形されたものだそうです。

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フェンダーあたりがマンタ?

Bandit9は「スーパーマリン」のグレードとして、「ステルスクラス」と「カーボンクラス」の2つを用意しています。このうち「ステルスクラス」では、最高出力74.1bhp、最大トルク80NMを発生する900ccエンジンが搭載されており、最高速度193kmを達成しています。制動系ではBrembo製の4ピストン、サスペンションにはNitron製が採用されました。重さは216kgとなっています。

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Nitron製サスペンション採用

一方、「カーボンクラス」では、エンジンは最高出力103hbp、最愛トルク112.5Nmを発生する1,200ccエンジンが搭載されており、最高速度は210kmとなっています。制動系ではBeringer Aerotec 6ピストン、サスペンションはOhlins製にそれぞれアップグレード。重さでは190kgを実現しました。

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ブレーキはBeringer Aerotec 6ピストンにアップグレード

「スーパーマリン」は購入者による細かいオプション指定が可能で、価格はオプションにより大きく変動します。購入希望の人は同社のWebサイトで価格を問い合わせてみてください。なお、出荷は2021年12月に開始される予定となっています。