
「Lull」はノートPC一台で仕事ができる時代に向けたハンモックチェア。米国サンフランシスコのCegla Designが開発しました。

机に向かって椅子に長時間座っていると、背中や腰、肩など体の一部に負担がかかり、痛みの原因になることがあります。また、腹筋や背筋が弱くなり、姿勢が悪くなることも。

Cegla Designでは、身体にかかる負荷が背中全体に均等に分散する理想のシーティングポジションを調査。座っているだけでナチュラルに理想的ポジションを取れる椅子として「Lull」を開発しました。

以前であれば、事務仕事には机と椅子が必須でした。例えばつけペンを使って公式書類にサインするような場合、インクが垂れない姿勢を取れる椅子と、ボトルインクを置いても倒れない机が必要でした。
でも現在ではほとんどの事務仕事は、ノートPCが一台あればできてしまいます。であれば机と椅子は、誰も気が付かないうちに無用の長物と化しているのではないか?これが、「Lull」開発の動機となっています。
「Lull」には2つのエディションが用意されています。一つはオフィス内利用に適した「ライト」エディション。そしてもう一つが、屋外でのテレワーク向けの「デラックス」エディションです。

「デラックス」エディションではアンブレラが付属。夏の強い日差しから利用者を守ってくれます。このアンブレラは、ちょっとした雨であれば防げるのだとか。また、ドリンク用のテーブルも付属します。

外で仕事をする際の水分補給に
Cegla Designは「Lull」の製品化に向けて、クラウドファンディングサイトKickstarterで出資者募集のキャンペーンを実施中。入手方法や入手に必要な金額、入手可能時期などについて詳細はKickstarterサイト内のプロジェクトページ「[ Lull World ] Dynamic Zero Gravity Position Chair」で確認してください。