「Electraply」はカフェレーサー&スクランブラーに触発されたデザインを持つ木製電動バイク。木工職人のEvie Beeさんがデザインしました。
Evie Beeさんが子どもの頃から憧れを持っていたバイクデザインを、持続可能な方法で再現したいという想いで製造された木製電動バイク。フレームの多くはポプラ合板とカバ材で製造されています。Evie Beeさんはコンピューター上で3D CGグラフィックソフトを使ってフレームをデザインし、その後CNC工作機を使って木材を加工してフレームに仕上げています。
フレームデザインは軽量化と強度維持を両立させたもの。木工職人の手によるものだけに美しい仕上がりになっていますが、Evie Beeさんはデザインについてもっと勉強したいと語っています。
金属パーツはリサイクルを考えたシンプルな形状。プラズマカッターを使用してカットされています。
このようにして製造された「Electraply」は、一般的な電動バイク同様に走行時にCO2を排出しないという特徴に加えて、廃車時の環境負荷も低いという、従来の電動バイクに対するアドバンテージも持っています。
パワーユニットはフロントハブモーター。最高速度45km/hで走行できます。バッテリーはガソリンバイクのタンクにあたる部分に取り付けられておりフル充電すれば約35kmの走行が可能となっています。
Evie Beeさんは近日中にKickstarterで、「Electraply」の製品化に向けた資金調達プロジェクトを開始する予定。入手に必要な金額などは、プロジェクト開始時に公開されます。