ランボルギーニが「カウンタックLPI 800-4」を発表しました。1970年代-80年代を想起させる伝統的なデザインと最新のテクノロジーを融合させた112台限定のモデルです。
ドライブユニット
ドライブユニットは、最高出力780hpを発揮するV12 NAエンジンと34hpを発揮するモーターの組み合わせ。このうち、縦置きミッドシップエンジンは他では味わえないV12の感触と独自のサウンドを発生します。これに組み合わされたモーターの出力は34hpで、システム最高出力は合計で814hpに。0-100km/h加速では2.8秒を達成しています。エクステリア
外観はカウンタックの5つのモデルの特徴的なラインを発展させて凝縮したもの。輪郭は初代LP500と市販モデルLP400を彷彿とさせるものとされています。長くて低い長方形のグリルとヘッドライト、フロントボンネット、六角形をテーマにしたホイールアーチは、Quattrovalvoleエディションからインスピレーションを得たのだとか。
リアでは、リアバンパーが低くなめらかなラインを描き、「ヘキサゴニータ」デザインが3連のリアライトクラスターをまとめています。
運転席・助手席へのアクセスには、ランボルギーニのV12モデルを象徴するシザードアが採用されました。
インテリア
初披露された「カウンタックLPI 800-4」では、レッド&ブラックレザーの伝統的なインテリアが装備されています。インテリアでは現代的な中に初代のデザインも取り入れており、特別設計のコンフォートシートとダッシュボードのレザーには、1970年代のデザインを彷彿とさせる四角形モチーフの幾何学的なステッチが施されています。
中央には8.4インチタッチスクリーンを装備。コネクティビティ機能とApple CarPlayを含めた操作が行えます。「Stile(デザイン)」と書かれた独自のボタンも用意されており、ボタンを押すとカウンタックのデザインフィロソフィーの解説が流れる仕様となっています。
限定112台
「カウンタックLPI 800-4」は112台の限定生産。これは初代の開発時に使用された社内プロジェクト名「LP 112」にちなんでいるのだとか。デリバリーは2022年の第四半期から開始される予定となっています。仕様
エンジン
タイプ:V型12気筒 60度 MPI排気量:6,498cc
ボアxストローク:95x76.4mm
最高出力:780hp(8,500rpm)
最大トルク:720Nm(6,750rpm)
最高エンジン回転数:8,700rpm
電動ユニット
最高出力:34hp最大トルク35Nm
ドライブトレイン
トランスミッション:4WD変速機:7速ISR
パフォーマンス
最高速度:355km/h0-100km/h加速:2.8秒
0-200km/h加速:8.6秒
100-0km/h制動:30m
サイズ
ホイールベース:2,700mm全長:4,870mm
全幅:2,099mm
全高:1,139mm
総重量:2,100kg
重量配分:フロント43%、リア57%