
ドイツBURSTNERが「Lyseo Gallery」を発表しました。「移動は小さく 暮らしは大きく」をコンセプトに持つ2階建てキャンピングカーです。

コンセプト通り、移動時の外観は一般的なキャンピングカーとほとんど変わりません。キャブコンタイプと比べると運転席上部に出っ張りが無いので燃費が良く、風切り音なども気にならないのだとか。

でも移動終了後にはフロントルーフを上げて居住空間を拡大させることができます。この場所にベッドスペースのあるキャンピングカーは珍しくありませんが、「Lyseo Gallery」ではこの“2階スペース”の高さが110cmもあるのが特徴。ちょっとしたテーブルも装備されていて、ここで仕事をすることも。


また、他のキャンピングカーのポップアップルーフではオープン後のルーフは斜めになることが多いのですが、「Lyseo Gallery」では天井は地面とほぼ平行に。これもリビング感を高めています。

広い空間を実現
リビング兼ベッドルームを2階に移動させたことで、1階は余裕のある作りになっています。例えばキャンピングカーで2階に上がる場合にはラダーを使用することが多いのですが、「Lyseo Gallery」では階段が設置されています。

キッチンなども余裕のある作り。キャンピングカーには珍しいL字型タイプが採用されています。コンロは3口で本格的な料理が可能に。また、デザイン重視の蛇口が取り付けられるなど、ここでも余裕のある広さを活かしています。

量産タイプとは異なるそうです
後部にはバスルームやクローゼットも装備。カラーリングも含めて、キャンピングカーの車内というよりは一般家屋の室内のようなインテリアが採用されます。

「Lyseo Gallery」の出荷は2022年中になる予定と発表されています。
