ジャガーのコンパクトSUV「E-PACE」に2021年モデル

ジャガー「E-PACE」2021年モデルの受注が2月18日に開始された。

ジャガーのコンパクトSUV「E-PACE」に2021年モデル

「E-PACE」は、2017年にジャガーのラインアップに追加され、日本には2018年2月に導入されたコンパクト・パフォーマンスSUV。今回発売された2021年モデルは発売以来初の大幅改良を受けている。


ジャガーのコンパクトSUV「E-PACE」に2021年モデル

エンジンでは、最高出力204PS、最大トルク430Nmを発揮する最新の2.0L 直列4気筒INGENIUMディーゼル・エンジンを新たにラインアップした。このエンジンはマイルド・ハイブリッド・テクノロジー(MHEV)を採用しており、減速時に発電して電力をバッテリーに蓄え、燃費と加速時のレスポンスを改善している。

エクステリアも変更された。フロントフェイスではヘッドライトのラインアップを変更し、フロントグリル、フロントバンパーロワーインサートのデザインを一新した。

ジャガーのコンパクトSUV「E-PACE」に2021年モデル

また、リアバンパーのデザインを刷新したほか、サイドベントにはジャガーのリーパーロゴを配し、新デザインのホイールも追加している。

ジャガーのコンパクトSUV「E-PACE」に2021年モデル

インテリアでは、より高級感と快適性を追求した。エンボス加工のジャガーリーパーロゴをレイアウトしたヘッドレストや、クリケットボールステッチを施したシフトレバー、コンソールの小物用トレイ、11.4インチのタッチスクリーンが新たに追加されている。

ジャガーのコンパクトSUV「E-PACE」に2021年モデル

ジャガーのコンパクトSUV「E-PACE」に2021年モデル

走行性能では、「アダプティブ・サーフェス・レスポンス(AdSR)」を装備した。AdSRは、従来のJaguar Driveコントロールで選択可能だった「雨/氷/雪」モードに代わり、さまざまな路面状況を瞬時に検知して、それに応じてグリップ力を調整して走行安定性を高める。

ジャガーのコンパクトSUV「E-PACE」に2021年モデル

「E-PACE」2021年モデルの発売を記念した特別仕様車「LAUNCH EDITION」が50台限定で販売される。この特別仕様車は最上級グレード「R-DYNAMIC HSE P250」をベースに、専用色となる「ポルトフィーノブルー」のエクステリアカラーに「クラウド」「ディープガーネット」のインテリアカラーを組み合わせた。また、ブラックエクステリアパック、ピクセルLEDヘッドライト、21インチホイールなどのオプションが装備される。

ジャガーのコンパクトSUV「E-PACE」に2021年モデル

2021年モデルのラインナップとメーカー希望小売価格は次の通り。

■ 2.0L直列4気筒INGENIUMディーゼル・エンジン(MHEV)搭載モデル
最高出力204PS、最大トルク430Nm
・ D200:528万円
・ S D200:576万円
・ R-DYNAMIC S D200:600万円
・ R-DYNAMIC SE D200:631万円

■ 2.0L直列4気筒INGENIUMガソリン・エンジン搭載モデル
最高出力200PS、最大トルク320Nm
・ P200:498万円
・ S P200:553万円
・ SE P200:584万円

■ 2.0L直列4気筒INGENIUMガソリン・エンジン搭載モデル
最高出力249PS、最大トルク365Nm
・ R-DYNAMIC S P250:621万円
・ R-DYNAMIC SE P250:657万円
・ R-DYNAMIC HSE P250:698万円

■ 発売記念特別仕様車
・E-PACE LAUNCH EDITION:854万8,000円