渋滞が嫌い! クルマの間をすり抜けるときには細くなるクルマ「TRIGGO」

「TRIGGO」は2人乗りの電気自動車。ポーランドに本拠をおくTRIGGOが開発しています。

渋滞が嫌い! クルマの間をすり抜けるときには細くなるクルマ「TRIGGO」
2人乗りの電気自動車「TRIGGO」

トレッド幅を走行中に変化させられるのが特徴。クルーズモード(通常モード)での全幅は148cmで、ドライバーに高い安定性を提供します。このモードでは最高速度90km/hで走行できます。


渋滞が嫌い! クルマの間をすり抜けるときには細くなるクルマ「TRIGGO」
クルーズモードでは最高速度90km/hで走行できます

高機動性モードでは全幅を86cmに狭めることが可能。スタビリティが下がってしまうので最高速度は25km/hに制限されますが、幅は自転車よりもちょっと広い程度となるので、渋滞をすり抜けて走れます。

渋滞が嫌い! クルマの間をすり抜けるときには細くなるクルマ「TRIGGO」
バイクや自転車のように渋滞をすり抜けて走れます

駐車場が見つからないときにも高機動性モードは便利。ほんのわずかなスペースでも駐車できます。また、このモードでの最小回転半径はなんと3.5mを達成しています。

渋滞が嫌い! クルマの間をすり抜けるときには細くなるクルマ「TRIGGO」
高機動性モードでは狭い場所に駐車できます

ちなみに、クルーズモード(通常モード)ではヤマハ「トリシティ」のような機構がフロントで作動し、カーブではバイク感覚で気持ちよく曲がれるのだとか。車体は最大で20度まで傾きます。

渋滞が嫌い! クルマの間をすり抜けるときには細くなるクルマ「TRIGGO」
リーン!

このように画期的な機構が採用された「TRIGGO」ですが、実用性も保持しています。ちょっと狭めではありますがリアシートを装備し、大人2人が乗って移動できます。リアシートは大人は厳しそうですが、子どもの送り迎えなどには便利そうですね。

渋滞が嫌い! クルマの間をすり抜けるときには細くなるクルマ「TRIGGO」
大人だと足がつらいかも?

「TRIGGO」のもうひとつの特徴はバッテリーを交換できる点。バッテリーはフル充電で140kmしか走れませんが、バッテリーを交換することですぐに走行を再開できます。バッテリー交換に必要な時間は約5分なのだとか。

TRIGGOは「TRIGGO」を2022年から出荷する予定としています。

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ヘッドライトがクール!