
考案したのはブダペストを本拠地とするハンガリーのオーケストラ ブダペスト祝祭管弦楽団の音楽監督イヴァン・フィッシャー氏。同氏はコンサートホールに聴衆が集まるのにマスクが必要なら、そのマスクを音楽を楽しむのに適した形に進化させるべきと考えて「Acoustical Mask(アコースティカル マスク)」を作り出したそうです。
形状は人が何かを注意深く聴く時に、耳に手をあてる姿を模したもの。この耳の部分はメガネと同じように装着できるようになっています。


イヴァン・フィッシャー氏によれば、このマスクを装着することで低音はより豊かに響き、音楽の輪郭はよりくっきりと聴こえるのだとか。

「Acoustical Mask」を購入するには、まずはrendeles@bfz.huにメールで注文します。このとき、購入するマスクの個数と支払いで使用するクレジットカードの所有者の名前を記載します。すると、マスクの金額と送料がメールで送られてくるので、ブダペスト祝祭管弦楽団のドネーションサイトを使って支払いをします。

マスクの価格は1個30ユーロとなります。日本への送料は現時点では不明ですが、おそらく30ユーロ以上になるだろうとのことでした。
音楽好きの方、購入してコンサートに出かけてみてはいかがでしょうか?イヴァン・フィッシャー氏が考案したマスクだと説明すれば、誰も文句は言わないはずです。