
「Hide-a-Mask」は、帽子一体型のマスク。米国サウスキャロライナ州在住で、かつてはシリコンバレーのNetscape Communicationsなどでプロダクトデザインを手掛けていたTim Hickmanさんが開発しました。

マスク無しでは入店できない店舗まで足を運び、マスクを忘れたことに気づいて引き返す…といった面倒を解消するための製品。帽子のつばの部分にマスクが折り畳まれた状態で取り付けてあり、必要なときに引き下げて利用できる仕組みとされています。


帽子のつばに合わせたため、形状はアヒル口のよう。以前であればこの形状はデメリットととらえられていたのでしょうが、現在はメリットと考えられています。口元に広い空間ができ、特に夏場のマスク着用の息苦しさを解消してくれるためです。

一般的なマスクとは異なり、耳にひっかけるのではなくて帽子からぶら下がった構造。このため耳が痛くなることはありません。

マスク部分は帽子から取り外せるので、利用後にはマスクのみを洗濯して再利用できます。

「Hide-a-Mask」のカラーバリエーションは「ジェットブラック」「ウルフグレイ」「スノーカモ」「アーミーグリーン」「ミッドナイトネイビー」の5種。発売は2020年8月頃で、価格は帽子とマスクのセットで30ドルになる予定。日本への送料が別途必要となります。
